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長尾大介氏からの
コメント。

ハーレーダビッドソンにおいて、日本人唯一のデザイナーである長尾大介さんから当グループへコメントをいただきました!

私たちがこよなく愛すFXLRSをデザインし、この世に誕生させたお一人が長尾さんです。

長尾大介さんからのコメント

LRSオーナーズグループの皆さん、初めまして!ハーレー ダビッドソン本社でデザインをしています長尾大介です。グループの活発な活動を、遠く離れたミルウォーキーから大変嬉しく拝見しています。Kimiさん、グループを紹介して頂きありがとうございます。
LRSの開発に携わった者として、この場をお借りして、先代LRSに遡って、少し開発秘話をお話しさせて頂こうと思います。

LRSの開発秘話とは

2013年当時、実は本社内では既にダイナプラットフォームの廃盤が決まっていました。しかし、ひっそりと消えるのではなく、最後の機種を開発して、人気を博したモデルの引退を祝福して送り出したいという、ーファンとしての私の強い想いで会社に提案を続けました。そして何とか少人数のメンバーでゲリラ的な開発にこぎつけました。これにより、誕生したのが先代LRSです。これが、最後を飾るダイナとして、結果として会社としては予想外の大ヒットとなったのです。

新LRSのプロジェクトがスタート

これにより、3年後、後継種として、新エンジン、新プラットフォームによる、新LRSのプロジェクトが始まることになりました。前機種の大成功により、この新LRSは企画のキックオフの段階から既に花形プロジェクトで、社員、エンジニアの誰もが参加したいという、言わば、会社の肝煎りプロジェクトとなっていたのです。

拘り抜いたデザイン性

新LRSは、全世界のライダーに愛されるよう、デザイナーとしてのこだわりを出来る限り高い所で実現できるよう、チームメンバーの協力の下、送り出した自信作です。デザインモックアップが出来上がった時の社内での人だかり、人気ぶりを目の当たりにした時には、努力が実った、と担当メンバー達とハイファイブ。日本を含む世界のディーラーを招いたミルウォーキーでの発表会では、ステージにLRSが登場した時の、観客の怒涛のような歓声が忘れられません。

日本のLRSオーナーへ

そして今、世界のライダーに愛されて、私の故郷日本でもこのように愛され楽しんでもらえていることに、本当に嬉しく誇らしい気持ちでいっぱいです。日本は、美しく、乗って楽しい道が沢山ですよね。フェイスブックでの、オーナーズグループの皆さんの投稿や写真も楽しく拝見しています。元々、LRSは「南カリフォルニアの乾いた赤土の景色の中を突っ走るハーレー 」のイメージの下生まれたバイクです。それが、海を渡り、遠く離れた日本の緑豊かな瑞々しい景色の中を走っている写真を拝見するのは、私にとって大変新鮮で、また日本を走りたいと思わせてくれるとても興味深いものです。
ハーレー は、やっぱりいじってなんぼ、皆さん独自の味付けで自分だけのLRSを満喫されているのが、とても嬉しく、また羨ましく見ています。日本のオーナーの皆さん、どうぞ安全で楽しいLRSライフを!

LRS開発時の秘蔵の一枚

私は一発目にストーリーのあるレンダリングでプロジェクトをスタートするのです。スケッチやレンダリングが語ってくれれば、私が下手に喋らないですむから。。。
添付の絵が一発目の絵です。LAの6番ストリートの橋の下でローリングバーンアウト!ビデオではカットされました^_^

素敵なコメントありがとうございました!

長尾さん、素敵なコメントだけに留まらず、貴重な誕生秘話やイラストまでいただき、本当にありがとうございます!
私達はダイスさんの故郷である「JAPAN」のLRS乗りとして今後ともこのマシンを愛し続けると思います。そして本国のUSに負けずと劣らないグループを目指しこれからもLRSの存在に恥じない活動をしていきます。
ダイスさんが一球入魂、全てを傾注してくれたLRSに敬意を払うと共にJAPANオリジナルのブランディングの融合を目指します。これからもJAPAN FXLRS オーナーズグループのスペシャルアドバイザーとして見守って下さい。

JAPAN FXLRSオーナーズグループ代表 kimi

※長尾さんが出演しているLRSの公式動画はこちらの「YouTube」からご覧いただけます。